入社したのは20歳のとき。一人で働ける運送の仕事がいいと考えて中型免許を取得していました。まったくの未経験でしたが、大剛では輸送する製品ごとにドライバーが班分けされており、初めのうちは班長が同乗して積荷の手順なども教えてもらいます。鉄配送は重量物をあつかうため、荷崩れや変形を防止する積荷ノウハウが社内に蓄積されています。
自分は、頭より体で覚えるタイプ。班長や先輩から手とり足とり教えていただきながら、仕事を覚えることができました。5年目には班長に任命されて、今度は自分が教える立場に。チームで協力しながら、安全かつ効率的に配送ができるように努めています。
大剛独自の小口輸送・ルート配送は、日によって目的地が異なり、出発前に詳細なルートを組み立てる必要があります。最適なルートを割り出す「配車管理システム」で合理的に配達ができるようになっています。その日の交通事情や届け先の営業時間を考えて
“最短・最速”でお届けすることを目指しています。
お届け先は町工場から大手製作所までさまざま。何度か通ううちに、顔を覚えていただきました。最初は言われた仕事をこなすだけでしたが、ベストを考えて自分から行動するとお客様にも喜んでいただけるようになり、この仕事がどんどん楽しくなっていきました。
もともと自分が大剛を選んだ理由は、土日にしっかり休めるからでした。仕事も大切ですが、プライベートの時間も充実させたいと考えていたからです。
昨年、結婚しましたが、週末は妻と買い物にでかけたり、友達の店に飲みに行ったりしてリフレッシュしています。地元に友達も多く、家族や友達と過ごす休日が元気をチャージできる時間です。
大剛は、資格取得のバックアップ制度があったり、福利厚生が充実していて、「人」を大切にする運送会社だと思います。自分も今年8年目で、中堅といわれるキャリアに入りました。
拠点拡大によってセンター間輸送が増えてきたため、最近、大型免許を取得しました。ゆくゆくは支店長など管理・運営に関わる立場になって、大剛独自の鉄配送事業を拡大させていく役割を担いたいと考えています。
車好きでメカニックをしていましたが、「運転を仕事にしたい」と数年前にドライバー業に転職しました。ハイヤーの運転手なども経験しましたが、長く働いていくことを考えると、土日休みや有給など福利厚生面が整った職場がいいと考えて大剛を選びました。
小口輸送がメインなので、山梨や神奈川、栃木、茨城など行き先が変わります。冬の富士山を眺めたり、初夏は新緑を楽しんだり、海辺を走ったり、毎日に変化があって飽きることがなく、鉄配送ドライバーの仕事は自分に向いていると感じています。
仕事を覚えるにあたっては、班長にマンツーマンで指導していただき、会社負担でクレーン、フォーク、玉掛けの資格も取得しました。お届け先は1日10数件のこともあれば、チャーター便で大口1件のみのことも。渋滞などで遅れそうになるときは、お届け先と本社への連絡を早めにとるようにしています。
無事に時間どおり到着できて、お客様に「助かったよ、ありがとう」「こんな朝早く来てくれんだ」と喜んでいただけるとホッとします。一人の時間が長い仕事ですが、そのぶん、社内の仲間やお客さまとの交流が自分のモチベーションにつながっていると感じています。
ドライバーを続けるうえでいちばん大切なのは、無事故・無違反で無事に帰ってくること。会社では月1回の安全会議で、過去の事故事例から運転リスクを研修する場があります。プロのドライバーとして、気持ちを引き締めるいい機会になっています。
鉄配送のトラック運転手というとマッチョなイメージがあるかもしれませんが、社内の仲間や先輩はみんなやさしく気さくな人ばかりで、とても働きやすい職場です。ときどきバーベキューや飲み会もあり、和気あいあいと仕事をしています。
休日は、バイクに乗ってツーリングに出かけるか、バイクいじりをして過ごしています。オフロードやスポーツタイプなど3台所有していて、奥多摩や湖周辺など自然を求めて走っています。仕事でもそうですが、旅先でラーメンなど美味しいものを食べるのが大好き。つくづく自分は「運転と旅」が好きなんだと思います。また、ドライバーの仕事だけでなく、配車スケジュールを組む業務も興味が湧いています。大型免許を取得してドライバーとしてのスキルを高めつつ、鉄配送のリーダーシップをとれる人になっていきたいと思います。